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ANCIIENTS『Heart of Oak』が君のへどばんを呼び起こす。 (Progressive Metal)

カバー画像

大体こんな感じ:
■プログレッシヴです
(1)シンコペーションを聞かせたミドルパートを主軸としたプログレッシヴな展開と演奏
(2)伸びやかな歌声としゃがれた下品なグロウル
(3)それに対応するかのように穏やかなパートと攻撃的なパートが混在

良い点:
■プログレッシヴメタルではあるけれど、DREAM THEATRE、OPETH、MASTODONなんかの方向性が異なるプログレッシヴ勢の良い点を貪欲に吸収したかのようなエクストリームさがあります。
■ボーカルが下品なグロウルを使ったり、突進パートがあるからか、メタルらしい肉感と攻撃性があります。プログレッシヴメタル勢のインテリ具合がダメでも意外といけちゃうかも。
■良曲はプログレッシヴな一面とエクストリームな一面が絶妙なバランスで堪能できる#3「Falling in Line」、#7「Faith And Oath」など。とくに#3「Falling in Line」は美しいアコギから幕を開け、渋いギタープレイのあとにMASTODONのような入り組んだ歌物メタルに汚いグロウルが絡み、最終的にはスラッジメタルのような攻撃的なリフと咆哮からポストメタルの叙情性まで巻き込んでいく彼らの貪欲さを表した名曲!

悪い点:
■ねーよ。
■と言いたいところだけど、強いて言えばOPETHなどにあるような深さがないか。ただこの辺の雰囲気は個人の趣味に合うか合わないかの問題だと思うのでなんとも言い様がありませぬw

感想:
■いまは取りあえずやりたいことやれるだけ詰め込んでみました!っていうごった煮状態で、それがとてもうまく作品として完成されています。今後どの要素がどの程度どういう方向に育っていくのか楽しみ。良盤!

いつもよりラクだしまとまってて泣いた。確かに書きやすいし見やすいんだよね。継ぐかこの形式(心無い嘘)

ちなみにBandcampでフル試聴できるので購入は見送りっす。いやうそうそ、パマージュでレビュー書いてしまうにはもったいないほど良い作品だったのにという後悔が私を襲っているくらいに気に入ってますってば。

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