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放課後ティータイム『放課後ティータイムII』で肝臓入りのオレンジジュースを啜る。

カバー画像

このアルバムには強烈なエログロメタファがふんだんに盛りこまれている。その最たるものは#6「ときめきシュガー」。「意中の相手に食ってほしかったけどなかなか思うようにいかないからこっちから食ってやろう」という倒錯したカニバリズムを歌っている。

ずっと見てるのに
あなたはなぜ気づかないの
味見したくなったら言って
(中略)
いつか 目と目があう
そのときができあがりなの
きっと最高においしいの
ほっぺがおちるよ♪?

注意深く歌詞を読むとそのほかの曲からも出てくる出てくる。カニバリズムを中心としたエログロメタファーが。

ポップな曲とアニメをかぶってはいるが、非常に危険な思想を秘めた作品だ。その危険性は悪魔崇拝ブラックメタルに匹敵する。無宗教国家の日本で本質的に悪魔崇拝ブラックメタルをやるのは不可能だが、こうした形でそれに類する音楽をやることは可能だという提示をした本作は、日本のアンダーグラウンド界のエポックメイキングとなるだろう。

というか、なんで誰も「ときめきシュガー」にカニバリズムをかんじないですかね。ボクの脳髄が腐ってますかそうですか。あーあ、映画を見よう。

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