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住所不定無職『ベイビー! キミのビートルズはボク!!』でへべれけのぽぷーん。

ロッククラシックに根ざした楽曲を、非常に楽しそうにへなへなと演奏。かわいいんだこれが。その品質うんぬん度外視でニコニコと見守りたくなるような雰囲気は、そのへんの大学の軽音学サークル所属のガールズポップバンドのソレ。

つうことでこのバンドの魅力はおそらく「こんな娘らがボクの近くにもいたら……」っつう空想上の身近、それと「あの頃は楽しかったな……」「自分もこんな風な学生生活を送りたかったな……」っつう青春懐古なんじゃねえのかな。そういう意味でこのバンドが『けいおん!』以後に出てきたってのはすげえ納得できる。

『けいおん!』はアニメだからしてソッチ系統の要素、例えば露骨な萌え描写、お寒い掛け合いや声優声、百合がありまして、それが硬派なロック小僧(年齢不問)を踏みとどまらせていたんでありましょうが、その点この娘らは安心。現実世界の出来事なので彼らのピュアピュアハートも的確に射抜いてくれるでしょう。かくいう私も#1「ラナラナラナ」、#12「あの娘のaiko」、#13「世界で一番ステキなGIRL」あたりで胸キュンしました。こんな気持ちになったのはGALLHAMMER以来です。

……え?GALLHAMMER新譜出したの?マジで?

8点/10点

住所不定無色「あの娘のaiko」

GALLHAMMER「Speed of Blood」