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アーバンギャルド『少女都市計画』、『少女の証明』がぜんぜん「少女」じゃないじゃない(T-T)

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ファーストアルバム『少女は二度死ぬ』を友人Aに貸したら友人Aが別の友人Bに貸して友人Bはいたく気に入りその後アルバムを買うようになったばかりかワタクシに貸してくだすった。そんな逆輸入盤。< 『少女は二度死ぬ』はゴミゴミしたテクノポップという音楽的には非常に好みの内容だったんだけども何か強い違和感を払拭できずにそのまま放置してました。そしたら今回その違和感の正体が判明。少女性ゼロの男が作詞してるからだ。歌詞に少女を少女たらしめる強い自己主張とセンチメンタリズムが感じられないからだ。顕著なのは『少女の証明』の#3「前髪ぱっつんオペラ」。前髪つったら髪のなかで最も外見に関わる部位で女子たちの想いも並々ならぬハズであるのにその辺りにまるで言及していなくて単なる言葉遊びに終わっている。詞以外でも問題があって、大部分の曲で男性ボーカルの主張が強すぎる。おめえは少女を客観的に扱う立場としてのみ登場が許されるんだよ。 以上、少女を扱う上での初歩もわからぬこの松永天馬という男が「少女」を掲げるなぞ不届き極まりない!トラウマを名乗る資格もない! 筋肉少女帯時代の大槻ケンヂは元々持っていたセンチメンタリズムを物語に閉じ込めることで少女性を発揮し手首切っちゃう女の子達をひきつけていた。松永天馬は大槻ケンヂになれるのか?否否否!とっとと自己顕示の方向性を変えるか浜崎容子に作詞をまかせておしまいなさい。 とまあ大げさに語ってはみたものの、サウンドにやりきれなさが漂う2枚目はなかなか気に入っております。3枚目はちょっと狂ったcapsule程度の扱いができそうなポップな作品でした。

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