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FANG ISLAND『Fang Island』がいざなうよお祭りの真っ只中へ!

ボーカルが、ない。

いや、あるよ。フンフン鼻歌唄ってるよ。でもそいつは役割としてはコーラスであってボーカルじゃない。

別にボーカルなくていいんじゃね?っていうか俺最近インスト主体で聴くし(自信に満ちた笑顔)という大2病患者の皆々様、演奏をお聴 きくださぁい。視界が開けるようなオープニングから疾走開始して早10秒…って其処!其処で普通のロックバンドならボーカライゼーション!セクシーな歌声ゴエを響かせるのが筋ってもんじゃねぇかい?しっくりいかないニュースでとりあげられてサムイ思いをすること なるぜ?

なんでボーカルがないのか。答えは「人類皆ハイタッチ」という彼らの信条とMyspaceに掲載されている幼稚園児との戯れにある。唄うってことは「固定される」ってことなんだよ!そんなおさまりのよいアタクシたちじゃなくてよ?そんなまさに「ライブ」仕様の事情。その演奏はまるで熱量製造工場。(さすがに幼稚園ではおとなしくしておりまするが…常識人め!)

唄、っていうかみんなでハッピーにジャンプしようぜ!コーラスしようぜ!なるほど敷居は低い。そしてハッピー。

軟弱な鼻歌とリズムで「みんなハッピーだよね幸福幸福」と自己ご満悦な幸せ押し付けてくる腐れインディ系が養殖されている昨今、この姿勢と圧倒的な熱量で騒ぐことの幸せを体現!盛り上がっている仲間の輪になんとなく入れずに部屋の隅で俯瞰していたら手を差し伸べるあの娘 が笑顔で言うには「ほら、一緒にさわご?」といった妄想をしている暇があったら有無を言わさず君をお祭りの真っ只中へつれてってくれるFANG ISLAND聴けったら聴け!